最強伝説黒沢の感想(前編)
《前書き》
ひょんなことから最強伝説黒沢を読みました。福本作品なんだから悪い大人にこのダメなおじさんが利用されるとかだろうなあと思いきや、誰がこの黒沢になってもおかしくないリアリティで描かれる人情モノでした。
いや本当に驚きました。黒沢の勤める穴平建設には誰1人アカギの鷲巣やカイジの兵藤会長のような悪い人が誰もいません。
みんな良い人…というかどこにでもいる気のいい普通の人で、福本作品によくいるヤベーやつはいません。(違う意味でヤベーやつはいるけど…)
最初の方は黒沢が人望を得ようと頑張るんですが全て裏目にでます。(勝手に仕事切り上げさせたり、弁当にアジフライ勝手に突っ込んだり)
全てが裏目にでていく様は見てて心が痛いです。これが10巻も続くのかあ…と思っていたら2、3巻ほどで人望を手に入れます。本当によかった。マジで。
良いことがあったら悪いことが起きるのは物語のお決まりで、黒沢は中学生にカツアゲされます。しかも持ってる金額が少なすぎてボコられる始末。
金がないと知った不良たちもこの顔である
後日、お酒の勢いで「不良たちと決闘する」と言い出します。本当はうやむやにしてもらう予定だったのに全然知らない他人から持ち上げられてやることに。デカイことだけ言ってみるってのもリアリティありますよね。
そして結局不良たちの学校の前へ
昨夜の名言をセルフ論破
そしてなんやかんやで不良たちに声をかけ決闘へ…………
ここで前編は終わりです。
よろしければ後編も
閲覧ありがとうございましたっ…!