やっぱりウソップ海賊団解散で一番泣いてしまうんだよなあ
ただいまジャンプ+にて無料公開中のONE PIECE。
僕もONE PIECEは小学生のころから単行本をコツコツ集めてましたしジャンプも読んでいたのですが、金銭的にキツくなってきたのとドレスローザのちょっと遅めの展開で飽きたという理由で、単行本は空島終わったくらいと魚人島~ドレスローザ中盤まで集めていたのを全部売ってしまいました。
今、無料公開されているということでいい機会と思い、ウォーターセブン~頂上戦争の空白を埋めるついでに読み返したのですがやっぱりどのシーンよりも「ウソップ海賊団を解散する!」が一番心に響くんですよね。
メリー号やビビのように長く登場したキャラクターとの別れでもなく、ナミやロビンのように悲惨な過去から解放してほしいという叫びでもない、ほんの十何話ほどだけ登場した海賊と呼べるかどうか怪しい彼らの解散が僕の中では一番なんですよ。
なんでかっていうとウソップ海賊団って自分の小学生のころとダブるんですよね。
友達たちと何か組織を作ったり公園で何でもないようなことをおおげさにして遊んだり。そこらへんの具体例は解散直前の回想で少し出てくる程度ですが全編通しての空気感は完全に幼少期の自分たちでした。
そうやってゴリゴリに感情移入したところで解散するんですよ。
僕も一緒に遊んでいた友達が急に引っ越していつも遊んでいたグループが消滅したこともあったのでウソップが急にいなくなるのがここでもダブる。
そんな個人的な文脈がモリモリ乗っているのに、
海へ出ると宣言しどんどん作り笑顔を保てなくなってしまうウソップ、対し必死に叫んで引き留めるにんじんピーマンたまねぎ。流れるウソップ海賊団の回想。ウソップが「それぞれの野望の火をたやすことなく己の道をつき進むことをここに誓え!」とめちゃくちゃかっこいいことを言ってテンションがグンと上がったところでドーンと「今日限りをもってウソップ海賊団を!解散する!」の宣言。
この演出ですよ。
最高に泣けてしまう(本当に涙流しそうだった)
僕の中では、エモーショナルなシーンはそれこそめちゃくちゃあるんですが泣けるという点においてはここは本当に他の追随を許さないと思ってます。