『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer』に対する僕の解釈(考察記事)
こちらは感想ではなく映画によって明かされた謎などに対する解釈・考察の記事となります。
もちろんネタバレまみれ。
感想はこちら
http://takuanu.hatenablog.com/entry/2019/07/28/004610
それではなるべく時系列順にいきましょう
・ザモナスは何しに2019年に来たの?
十字架(の匂い)を確認して消えたところを見ると信長とクリムの祖先の繋がりの確認をしにきたものと思われます。クララがクリムの祖先というのは家系図で確認できたもののコンタクトの取り方がわからないからそこを確認するためみたいな。
・目的がライドウォッチを揃えさせることなのになんでドライブの歴史を消しに来たの?
そもそもレジェンドたちとのコンタクトの取り方って歴史が消える、タイムジャッカーによって異常を発生させることが起点となっていたので騒動を起こしてライドウォッチを継承させるのが目的だったのでしょう。(あの映画が本編後なのかパラレルなのかで結論が違いますが「ドライブ編」を起こすような騒動をタイムジャッカーが起こす前に倒されてしまった可能性が大きいですよね。アナザードライブもドライブの歴史を消すことが目的じゃなさそうだし)
・本編で白ウォズが変身したことに対して黒ウォズがありえないと言っていた理由
ウォズらクウォーツァーの面々はやり直した平成で主役になるつもりでした。つまり「仮面ライダーウォズ」平成の時点で誕生してはいけないのです。それを白ウォズはやってしまったわけですからそりゃ驚きますよね。結果的に黒ウォズが仮面ライダーウォズになったことでウォズも平成ライダーになったわけですが。
・スウォルツさんソウゴのこと勘違いしてたの?
特に繋がってる様子も何もなかったのでSOUGOがダイマジーン消したのに気づかずスウォルツさんが「こいつや!」ってなった可能性が高い。
・消えたはずの剛の記憶がソウゴ救出時点でも戻ってたのはなぜ?
なんか剛ってあなたの記憶が消えたんですよって説明しても納得してくれそうじゃないですか…「お前だから託した」もそう言うだろうということで。それで納得できないなら「未来はわからない」と言うことで剛の記憶がいつの間にか復活してるのも済んじゃうんですよね。そういう力技で平成ライダーの整合性のとれなさを解消できるようにしちゃったのもこの映画のすごいところです。
・平成ライダーが溢れてきたのは?
1.ウォズが逢魔降臨歴を破ったことで今までのことがなかったことになる。つまりあの本も白ウォズのタブレットのように書かれたことを固定する力があったんじゃないかと(書き足しはできないけど)
2.平成ライダーはそもそもそんなライドウォッチで歴史を奪えるような存在ではなかった。「枷など通用しない存在」だった。
・なんでフォーエバーの時みたいに仮面ライダーという番組が存在してるみたいになってたの?
斬月の張り紙や漫画版クウガ、本来ならあの世界にはないですが私たちのイメージとしてわかりやすくするためにあったのかな?まあ私たちのいう整合性という枷は平成ライダーに通用しませんから。
・なんでオーマジオウが助けてくれたの?
あのオーマジオウは常盤SOUGOではなくソウゴがなったオーマジオウで本編でミハルが言っていたようにゲイツ、ツクヨミの介入により誕生したオーマジオウだから。つまりSOUGOのオーマジオウのせいでツクヨミゲイツが2018年に来てソウゴのオーマジオウが誕生し、ソウゴがSOUGOを倒す世界線が生まれたということ。事実ソウゴが吸い込まれかけていたところであのオーマジオウの世界は崩れかけていましたし。
そして未来の自分からウォッチを継承。オーマフォームへという流れ。
・バールクスの「やむをえん」とは?
この台詞とともにJとバイオライダーのウォッチを使用。特にJなんかは巨大化だけが先行してしまったSOUGOの忌んでいる平成の使い方になるためその手は使いたくなかったんでしょうね。(そしてお前らのせいでむちゃくちゃだ!という春映画批判)
・ラストのDA PUMPの人たちの雰囲気めっちゃ良かったね
さすがアーティスト。
ありがとう平成ライダー。