才を磨いて己の未来を切りひら記

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パシフィック・リムの"特撮感“とは

無印とアップライジングではイェーガー、怪獣の動きが大きく異なります。よく「1は怪獣もの。2はロボットもの」と言われますが何が1を怪獣ものとたらしめているのか、怪獣ものである1と怪獣ものでない2をアクション面で見比べて頑張って言語化しようとしてみました。

 

①イェーガーの初速の違い

パンチで考えてみましょう。1のジプシーデンジャーのパンチは初速が遅く加速をつけてパンチを放ちます。しかもこのパンチはストレートのようなパンチではなく腕を大振りして勢いをつけたパンチです。これは言わずもがな巨大ゆえの重さを活かしたパンチです。これで重い、大きいというような印象を与えています。(もちろんエルボーロケットは別ですが)

対してジプシーアベンジャーはストレートのようなパンチが多いです。さらにジプシーアベンジャーオブシディアンフューリーとの殴り合いだと顕著ですが初速から大分速いです。

 

②撮り方

1はアップの戦闘シーンが多い中、2は全体を映した戦闘シーンが多いように感じました。

1はイェーガーの細々としたディティールを映すカットが多くそうしたところも巨大感を出すのに一役買っていたんじゃないかなと思います。あと単純に近いと大きく見えるってのもポイントかもしれません。

そしてやや下目から写すカメラアングルも巨大感を出す上には重要です。ただ頻繁にこれをやってしまうと何をやっているのかわからないことも多いので出撃シーンなどで効果的に使われていたと思います。

 

③怪獣の動き

①と関連しますがイェーガーの遅い初速に比べて怪獣は動き出しから速いです。印象としては「イェーガーの方が遅く、怪獣の方が速い。」になると思います。個人的にここはすごい重要だと思っていて、ここで速さの差を見ることでイェーガーが重いものと意識するようになるのではないかと。

怪獣の個性が強く出ているのもそうですが怪獣がダイナミックに建物を物ともせず暴れ回る。

これぞ怪獣ものという感じではないでしょうか

 

 

全体的に1をあげてアップライジングを下げているように感じられるかもしれませんが、怪獣もの感をなくした代わりに迫力のあるイェーガーVSイェーガーをよく描けていたと思います。

3はどんな感じになるのか楽しみですね