惑星O-50に関する考察
クレナイガイにウルトラマンオーブの力を与えたオーブの光がある星、O-50。
現時点ではオーブ、ロッソ、ブルにウルトラマンの力を与えており御剣サキ(グリージョ)にはグルジオの力を与えていることが判明している。
そんなウルトラマンを創り出すとも言えるオーブの光ですがそのシステムに問題があるのでは…という主張が散見されます。
たしかにウルトラマンになりたての人を即実戦に投入したり、宇宙を滅ぼす危機を食い止めさせたり(本人らは死亡)中々なスパルタ教育。
オーブの光はオリジンサーガの脚本を担当された小林弘利さんの中では考えがあるようですがそれもまだ公式の設定ではないので出自に関しても明らかではありません。
(まあ別の宇宙に力を遺してるといえばウルトラマンノアが思いつくんですけども…)
そもそも惑星O-50のある宇宙は何かというとギャングが跋扈し平和を維持する組織さえも腐敗しかけているという終末感あふれる世界です。
そんなだったら秩序を保つ存在である光の国出身のウルトラマンたちが駆けつけているのでは…と思いますが次々と増えるマルチバースという存在ができた今、光の国のウルトラマンたちが別の宇宙の出来事も完璧に察知できるとは思いません。
ベリアルがアナザースペースでカイザーべリアルとして活動していることもダークロプスの襲撃がなければ気づかなかったですし、他の宇宙をパトロールするのもUFZくらいしかできないですしね。
だったらガイさんが伝えるはずじゃね?と思うかもしれませんがオリジンサーガで我夢に「その星(宇宙)の自助努力を妨げてはならない」と教えられているため伝えてないということが考えられます。(じゃあ風来坊してる場合じゃないじゃん…)
話が逸れましたが光の国が感知してないとしてO-50誕生の可能性として考えられるのは
①O-50宇宙の人々が人工的に光の巨人になれるオーブの光を作り出した
②なんかできた
③ノアが遺した
の3つではないかと思います。
①②は光の国の出自と重なる部分がありますし「新世代」のウルトラマンたちの誕生としては妥当な気がします。治安が悪いため人々が求めたから誕生したというところに落ち着くと綺麗かな。
③はノアならもうちょっと世話焼いてくれるかな…伝説が残らないのもらしくないし…
ウルトラマントレギアもO-50出身っぽい雰囲気があるのでこれからもいろいろな情報が開示されていくかもしれません。
『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』感想
『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』を観てきました。公開前にベリアルに続く悪のウルトラマンがどう扱われるのか、ただの良い子とも言えてしまうカツミにどう決着をつけるのか、CGによるウルトラマンはどうなのかといろいろ考えて劇場に足を運びましたが
最高でした。
もうね。全部想像を超えてきたよ。「劇場版Xを超えた!」って感想があって「いやいや劇場版Xを超えるのはそうそうないぜ〜?」って思ってたんですけど
超えたわ。
もちろん僅差でね?僅差。
事の中心となるのは戸井はカツミと高校時代に夢について語ったものの挫折して怠惰な生活を送っている…というまあありがちなお話ではあるんですけど、それをカツミは説得できないんですよね。自身も夢を諦めてるから。
店のために仕方なく…という理由ではあるけども自身で野球の道を断念したのは事実な訳で。良い子であったカツミの痛いところが思いっきり突かれるわけです。責任感を感じて動いていたら自身がなかったなんて皮肉な話だぜ…
そうして「自身が何者でもない」とカツミが悩む所に登場するウルトラマントレギア(手)。
なんて所を狙ってきやがるんだ…
トレギアは手の動きの艶かしさがすごい。親指と人差し指の爪をこする所とか全体的に手がセクシー。吉良吉影の気持ちが少し理解できる。
そんなトレギアがお前は湊カツミか?ウルトラマンか?と問うシーン。
ウルトラマンとして生きていけば多くの人を救うヒーローになれるなんてこの状態の時に言われればそりゃ乗っちゃうっつーの。
ウルトラマンになるのを選ばなければピグモンたちが蹂躙されるのを見過ごすことになるのもズルい。
さらに自分がいなくてもイサミたちはやっていけてるように映像を見せるのも酷い。
「誰にでもできる仕事なんてやってられるかよ」って言ってる戸井くんに「君にしかできないことだ」って言ったり本当に人の弱い所を突くのが上手い。
トレギアはまだ劇中ではウルトラマンと名乗っていないし呼ばれてもいないですが彼がウルトラマンと公式に呼ばれているのは何か意味がありそうですね。
(ファンの間で半ばネタ的に言われている「ウルトラマンは回転すればどうにかなる」理論を炸裂させたり、「この世で一番強いものは孤独なものの叫びだ!」と弱い者の味方のような主張をしたり「ウルトラマン」っぽさはあるような気がします)
スネークダークネスは正直おまけで付いてきたくらいのもんかと思いきや、なんと戸井くんが変身した怪獣。
見た目もTHE怪獣と言ったような見た目で単純に強いというのも良かったです。トレギアが「この世で一番強いものは孤独なものの叫び」と言うのが強さの説得力になっていて良かったですね。
特殊な親子関係を持っていたリクの口から「決して絆を諦めるな!」と発せられてそこからウルティメイトファイナルそしてウルトラマングルーブの誕生の盛り上がりには鳥肌が立ちました。それで今回の見どころは全部CGで描かれたグルーブの戦闘シーンですよ。
スピード感溢れる空中戦から実写のビルを破壊、スネークダークネスとジードの間を通り抜けるのも良かったですし、何より地上戦をCGで描いたのが印象的でした。
ウルトラマンのCGってウルトラマンネクサスやウルトラサーガのギガント戦など空中で多用されることが多かったのですがスネークダークネスとの地上戦もCGで動いていたので「挑戦」の気概が見えてすごく良かったです。
まだ表情の演技に少し違和感を感じるのはこれからの課題だと思いますが、スーツのシワまで再現されたCGを見せられるとこれからの成長にかなり期待できます。
あとグルーブが逆三角形な体型だったのはやっぱり「CGでやるんだからスーツじゃできない体型にしよう」みたいな試みがあったんじゃないかなと。CGのトレギアの体型は普通でしたし。
「怪獣だって生き物だろうが」「自分は湊カツミかウルトラマンか」などの問いに少しずつ答えを作っていくしかないと答えるのは良かったですね。人間は不完全だしウルトラマンも神ではないので。
最後のトレギアが地球を握り潰すのはこの映画はトレギアが我々に見せていたということだったんでしょうかね。
ざっくばらんセンテンス1年間の歩み
いやマジで年間の総括ができるほど記事があるっていうのがびっくりですよ。
他のブログやってる人の総括記事を参考にやってみようと思います。
1〜3月は記事がないです
4月
もしも実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 」の続編が出るならば - ざっくばらんセンテンス
今年一発目の記事。特に意識はしませんでしたが。
実写ジョジョの続編今でも待ってるよ!
5月
パシフィック・リムの"特撮感“とは - ざっくばらんセンテンス
パシリムのアップライジングを観た感想みたいなもの。
今更感想を述べてもな〜と思ってたので前作と比べてみました。
Mr.Hobbyのキャップオープナーがすごい - ざっくばらんセンテンス
タイトル通りキャップオープナーの記事。
使って感動したので勢いで書きました。マジで勢い。
5月最後の滑り込みで書いた記事。無論、そこを意識はしてません。
アニメのキャプテン翼の演出、現代版への再構成が見事だったので書きました。今は中学生編でめちゃくちゃ面白いとこです。
もっとみんな見てくれ〜!
6月
何も書いてないですね
7月
ドラゴンボール超の『限界突破×サバイバー』が良い - ざっくばらんセンテンス
Apple Musicの無料体験中に聴いたらめちゃくちゃ好きになってしまって書いた記事。歌詞の横に感想をひたすら書くという構成にしてみたけどちょっと見にくいな…
アニメ『中間管理録トネガワ』の惜しい感 - ざっくばらんセンテンス
大好きな「トネガワ 」がアニメ化されたので書いた記事。ナレが立木文彦じゃないことにびっくりしたよね。あとOP。
今週、最終回を迎えました。結局ナレも慣れたし面白かったなあ。
ポケモンの名前の由来を考察してみた(カントー編) - ざっくばらんセンテンス
ポケモンの名前の由来を考察してみた(ジョウト地方編) - ざっくばらんセンテンス
急に思いついて書いた記事。空白が多く、教養のなさが露呈してしまったか…?という不安もありつつアップ。大変すぎて未だにジョウト地方で止まってます。いつか完結させたい。
DA PUMPの『U.S.A』の歌詞考察 その1 - ざっくばらんセンテンス
DA PUMPの『U.S.A』の歌詞考察 その2 - ざっくばらんセンテンス
音楽については無知もいいところなのでうまく書けなくて心残りがある記事。モチベの問題で前後編に。ちなみに後編は9月です。
発売日に聴く機会があってどハマりしました。
は、流行りだからとかじゃねーし!
9月
ジョジョ5部の「お前なんで負けたんだ」なバトルベスト5を勝手に作る - ざっくばらんセンテンス
アニメ5部も始まるということで検索にちょっと引っかからねえかな〜という下心から書いた記事。書いた当初は全然アクセスされなかったんですけどアニメでイルーゾォ戦をやったくらいから急に伸びました。記事にイルーゾォって単語が含まれてるからだと思います。今では毎日50くらいのPVがあります。見てくれる方ありがとう。
高校最後の夏、文化祭でずっとクイズをしてた話 - ざっくばらんセンテンス
たまには自分のことを書いてみたり。
友だちみんなが彼女と文化祭を周るという事態が起きたための選択。こうなるまでが悲しいエピソードですが笑い話になればいいと思って書きました。うまい話の落とし所が見つからなかったのが心残り。
仮面ライダージオウ考察(1話終了時点) - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第2話EP02「ベストマッチ2017」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第3話EP03「ドクターゲーマー2016」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第4話EP04「ノーコンティニュー2016」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第5話EP05「スイッチオン!2011」 - ざっくばらんセンテンス
ジオウ考察感想記事の連載を開始。ちなみに連載を決めたのは2話目から。
こっから1日13とかだったPV数がアップした日は100になり平均30、40くらいに。結構大変でした。
新ポケモン、メルタンの発表。俺たちはポケモンの世界にいた - ざっくばらんセンテンス
メルタンの発表日。サプライズが上手すぎて高揚した気分のまま書きました。流石に当日は50くらいPVがありましたがもうめっきりアクセスされません。
10月
仮面ライダージオウ考察感想第6話EP06「555・913・2003」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第7話EP07「マジック・ショータイム2012」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第8話EP08「ビューティ&ビースト2012」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第9話EP09「ゲンムマスター2016」 - ざっくばらんセンテンス
恒例のジオウ考察感想記事。
書き始めとか構成をどうするか模索中。他の人のを参考にしたり、ちょっと変えてみたり。口調が安定してません。今もだけど。
仮面ライダージオウ世界観考察 ジオウは過去を鞍替えしている - ざっくばらんセンテンス
ジオウ世界のついての考察をしてみたり。今考えてると食い違いがあるのでいずれまた整理したいですね。
『ムシキング スーパーバトルムービー〜闇の改造甲虫〜』を観て懐かしい気持ちになろう。 - ざっくばらんセンテンス
見られないけど1番見て欲しい記事。
今日検索から来てくれた人がいてちょっと感動しましたね。
ヘラクレスリッキーブルー(CV小山力也)がめちゃくちゃカッコいいんですよ。
ネトフリで見れるので入会してる方は是非。
11月
仮面ライダージオウ考察感想第10話EP10「タカとトラとバッタ2010」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第11話EP11「花道・オン・パレード2013」 - ざっくばらんセンテンス
仮面ライダージオウ考察感想第12話EP12「オレ×オレのステージ2013」 - ざっくばらんセンテンス
ジオウ考察感想記事のみ。
オーズ回で大興奮だったなあと。
12月
仮面ライダージオウ考察感想第13話EP13「ゴーストハンター2018」 - ざっくばらんセンテンス
<お知らせ>今後のジオウ考察感想記事について - ざっくばらんセンテンス
受験もあるため、とうとう記事のジオウ考察感想の連載をストップ。終わったら再開します。
ジョジョ5部の「セックス・ピストルズ」とジョジョ3部の「皇帝」はどちらが強いのか? - ざっくばらんセンテンス
前から温めていた記事がやっと完成。ただアクセスはイマイチ。後半ちょっと雑になったのも心残り。
平成ジェネレーションズFOREVERの考察と感想 おのれ東映!ライダーはなんて素晴らしいんだ! - ざっくばらんセンテンス
すごい文字量になってしまった記事。(話がまとまってないとも言う)
18年同じ時間を過ごした仮面ライダーを総括した映画なので自然と熱が入りました。
今はアクセス数が毎日80くらいありますがこっから多分下がっていくでしょうね。
以上今年の記事でした。いろいろ思い出されて書いてて楽しかったです。
来年は書きたいこと思いっきり書きたいですね。
平成ジェネレーションズFOREVERの考察と感想 おのれ東映!ライダーはなんて素晴らしいんだ!
感謝、感謝です。
感想が終わったところから考察は始まります。
*以下ネタバレ含みます
ネット上ではガバガバなとこが多いという意見も散見されますが…
今回は物語上の穴があっても全っ然気にならなかった!!!です。
圧倒的な加点ポイントでマイナス面が吹き飛ばされた感覚ですね。
フータロスはなぜあんなにあの兄弟に肩入れするのか、ティードの行動の動機は、スーパータイムジャッカーってなんなのか。いつもよりも説明されなかった部分が多かったという意見もわかります。
でも、そんなことを上映中に考える暇はなかったです。
ライダーショーを楽しむかのような一般人、記憶を失っていく皆、なぜか変身できるビルド勢、謎の少年アタルとシンゴ、風麺のオヤジから雑に手渡されるWライドウォッチ…前半だけの情報量でもこんなにもあるんですよね。
とは言いつつも前半でこれくらいの密度の話を展開するのは例年もそうでした。
しかし今回違うのはやはり中盤、後半あたりから。
中盤から種明かしが始まり、ここらへんで語られないことがあると気になっちゃうんですけど、そこで「虚構の産物、仮面ライダーのアイデンティティ」という大きな問題が提示されたことに意識が向いてティードやフータロスの出
もちろんこのアイデンティティの問題に関してはクウガからビルドまでみんな答えを出せると思うんですけど、(それでもみんなの居場所を守る翔一くんとか俺にはよく分からないけどの枕詞で始める真司とか、その手が届くなら自分は虚構でも助ける映司とか)
やっぱり自らが存在しないはずの人間である戦兎が言うのがしっくりきました。ジオウはバトンタッチの連続ですが前作から今作へ、という意味のバトンタッチはビルドしかできないので、ビルド編よりもしっかり先輩ライダー然として振舞ってバトンタッチをしてくれたのは嬉しいですね。
そのあとはナチュラルに地球の本棚にアクセスするウォズとてれびくんの付録みたいにくっついてたチケットに驚きつつも、勇気を振り絞ったアタルがアナザー電王になる展開に軽く絶望しました。
そして満を持して登場するアナザークウガ。キメエ。予告の変身ポーズはなんだったんだ。
「タイムマジーンごときで対抗できると思うな」というセリフも中々強烈でしたね。
作中だとタイムマジーンは本編だと負けなしでめっちゃ強いのであそこまで圧倒的にやられるとは…
アナザーデンライナーにひっつくところの「虫」感がすごい。
そしてティードを追う時に助太刀にくるデンライナー…!デンライナーの武装が展開されるの久しぶりじゃないですか?しかし車内が映ったりはせず。
しかし、そこで出番をもったいぶっておいてからの別空間での「俺、参上!」
電王のいつもの音楽とともに敵をなぎ倒し「最初からクライマックスだぜ!」と。
最高のファンサービス。そこからイマジンズたちの主導権の奪い合いが始まりロッドフォームのキックでフィニッシュ。
そして差し伸べられる手。
正直、今までよく似た人の背中だとかいるっぽい演出とかをめちゃくちゃやられてきたので今回もそうだろうな…と思っていたらそこからカメラが上に上がって顔が映ってりょ、良太郎!(ウラ憑依だけど)
これよく似た人をメイクで誤魔化してたんじゃないかとしばらく疑っていましたけどやっぱり野上良太郎(演:佐藤健)で…本当にもう…
後々冷静に考えてみると事務所からこれはダメとか指示があってウラタロス憑依が譲歩できる範囲なんだろうなあと思ってちょっぴり悲しくなったりしましたが何はともあれ佐藤健がまた電王に関わってくれたという事実が本当に嬉しくて。
「誰かが覚えてくれていたら人の記憶という時間で存在し続けられる」という電王のテーマがこちらの世界に絡んだセリフには「うん…!うん…!」とこみ上げてくる涙を感じながらうなづいていました。本当にありがとう。
場面は変わり「虚構」に支配されていく「現実」へ。
逃げ惑う人々と逆の方向へ「いいじゃん、いいじゃんすげーじゃん」と口ずさみながら歩いていく電王(モモタロス)や美空や一般人らのピンチに駆けつけるカシラと幻徳。やっぱりピンチに駆けつけるヒーローはカッコいい。今回はそれが画面の向こうから来てくれるってんだから熱さ倍増ですよ。
「さあ、お前の罪を…教えてくれる?」
「ハーフボイルドだあああ!」のくだり良かったですね。
そしてピンチの子どもたちの元へエグゼイドとゴーストが、高校生、大学生くらいの人の元へはWが。クウガ当時の世代が子どもを持っていることを体現しているオジンオズボーン篠宮のところへクウガが来てくれるなど、その世代の「記憶」のライダーが来てくれる演出。僕のところへはオーズが来てくれるのかなあなんて思ってたらオーズが出てきてくれてメダルを撫でて「アンク…行くよ」なんて言ってくれたときには思考が止まっちゃいましたね。ありがとう。
アクション面もすごい良くて、見たことないけど本編で出てそうなカッコいい技数々(ゲームで出てたのもあるんですね)や本編まんまのアクション。アギトの動きとか完璧でしたね。薄暗いところで戦ってるのも良い…
ゲイツがクウガライドウォッチを過去で「ピッ」して取ってきたところは「お、おう…」ってなりましたけど
そこからみんなでいつもの採石場へ。クウガの人気のいないところへ追い込んで戦うことのオマージュでは?という意見を見てすごく納得しました。
そこからは各ライダーのバイクアクションが光る光る。
クロップアップして「甘いな」と呟くカブト、当時のようなバイクアクションを見せてくれるクウガ、ファイズの初めて見る技、ドリフトでめちゃめちゃ怪人たちをひくトライドロン、「おりゃあああ」と叫びながらドラグレッダーで怪人を燃やす龍騎など平成ライダーの全てが詰まったようなアクションを見せてもらいながらアナザーアルティメットクウガへの全ライダーのキック。
アギトが喋ってくれたのマジで嬉しかったですね。本編では喋らないとかそういう理屈を通り越して嬉しかったです。
斜め上からのカメラのめちゃめちゃカッコいい龍騎のドラゴンライダーキック、キックストライクの予備動作で逆さになったウィザードのところへカットインしてくるキバとの世界一美しいWライダーキックや、いつもの動作で繰り出されるクウガのマイティキックなど、「過去最高のいつもの採石場」に大興奮でした。
その後の残心も完璧でしたね。
そしてシンゴ君が過去へ帰った後流れた2人の仮面ライダーともに成長する写真で涙を流してしまいました。
あそこで自分の仮面ライダーとともにあった記憶が呼び起こされたんですよね。実は僕もアタル君と同じ2000年生まれなので見てた記憶はないんですけど産まれて泣いてる時からずっと仮面ライダーはそばで戦ってたんだなって。そう思ったら自然と涙が出てきたんですよね。
この映画は18年、20作品、平成仮面ライダーは自分とともにあったんだなあと。
最後に戦兎と万丈の結びつきの強さを見せつけられて心地よくEDへ。
本当にいい映画でした。東映への感謝、本当にそれにつきます。
それでは
考察タイムです
辻褄があってないのを無理やり合わせるのコーナーです。
・Wライドウォッチがなぜ現実の世界にあったのか?
やっぱり翔太郎たちも呼ばれてたんだと思うんですよね。あの世界に。それで持っていたライドウォッチを風麺のマスターに託したあと消えたんじゃないかと。ジオウ世界に持ってこれたのはやっぱりライドウォッチが特別だからじゃないかなあ(もしくは普通に物の行き来は可能なのか)
・戦兎たちはなぜ仮面ライダーの記憶を保持してさらに変身もできたのか?
この問題は今回うまい具合に処理されてたと思うんですよね。
今回は仮面ライダーの召喚という形で現実世界に戦兎らが登場します。
そのため呼ばれたのは「仮面ライダービルド」「仮面ライダークローズ」である戦兎と万丈なわけです。
なので変身能力、仮面ライダーとしての記憶を持っていてもなんら不思議ではありません。
さらにジオウ世界に帰ってきた際は戦兎は変身していませんので齟齬は発生していません。
ただ記憶を保持していたという点では説明がつかないので現実世界に行った時の記憶が保持されてるということじゃないでしょうか。
・ティードの動機
やっぱりタイムジャッカーなのでジオウが魔王になることを防ぐのが動機だったんじゃないかと。そこで最初の平成ライダーであるクウガに目をつけた点が「スーパー」なんだろうな、と。
だいぶ長々とした記事になってしまいましたがここまでお付き合いいただいた方、少しでも見てくれた方、ありがとうございます。
ジョジョ5部の「セックス・ピストルズ」とジョジョ3部の「皇帝」はどちらが強いのか?
「スタンドは適材適所だ」って声が聞こえてきそうですがやっぱり比べてみたいじゃないですか。人間だもの。
(アニメ派の人に配慮しますが、微妙なネタバレはあります。)
同じ銃に関連したスタンドであるジョジョ5部に登場したミスタの「セックス・ピストルズ」とジョジョ3部に登場したホルホースの「皇帝」(エンペラー)
今回はどっちの方が強力な能力なのか考察してみたいと思います。
まずは能力の整理から。
セックス・ピストルズの能力は6匹(人)のスタンドが1発につき1人とりついており銃弾を蹴飛ばすことで軌道を変更します。自律しているので勝手に動いてくれます。
一方、皇帝は銃本体がスタンドであり銃弾もスタンドなので軌道を自由に変更できます。しかしカクッと曲げるようなことは不可能なようです。
暗殺向きはどっち?
「俺のスタンドは暗殺向きだ」
ミスタの有名なセリフです。確かに銃弾の軌道を曲げて死角の敵を撃ち抜けるセックス・ピストルズは暗殺向きと言えます。ただ、もっと暗殺向きっぽい能力はありますし戦闘より暗殺向きという意味じゃないかなと。
一方、皇帝は死角になると弾に目があるわけではないので軌道を曲げて死角の敵を撃ち抜こうと思うと予測するしかありません(戦闘描写を見る限りは)
しかし、皇帝は銃を自在に出し入れできるのでボディーチェックをすり抜けて銃を持ち込めるでしょうし、ターゲットに接近しやすいという点では利があるように思えます。。DIOを背後から撃ち抜こうとする際は皇帝の能力よりもホルホースの胆力によるものなのであの時はあんまり能力関係ないですね。
実際に撃ち抜くという点ではセックス・ピストルズに軍配が上がりそうです。
戦闘の場合は?
この場合、本質は弾丸の軌道変更ではなく群体型スタンドが自律行動できるという点でセックス・ピストルズの方が皇帝よりやれることは多そうですが、皇帝の強みはリロードが不要な点にあります。
作中では弾切れを起こすことはなく、リロードをしている様子もありません。撃ち合いになれば圧倒的優位に立てるはずです。
対するセックス・ピストルズは弾を込める描写があり、そのせいで窮地に陥ることもままあります。(というかそれが普通なんですけど)
セックス・ピストルズたちも有能ではありますが基本「弾」に関連するので弾切れ、リロードの際は持て余してしまいます。
その点では皇帝に軍配が上がります。
互いのスタンドを入れ替えた場合
ミスタは死にますね。例の兄貴のところで。
ホルホースは特に困ることはなさそうです。
結論
この3つの観点で見るとセックス・ピストルズの方が強い。
もちろん場合によりけりですがそれは途中経過の通りです。
最後のに関してはもっといいのがなかったのかと自分でも思ってます。
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ジョジョ5部の「お前なんで負けたんだ」なバトルベスト5を勝手に作る - ざっくばらんセンテンス
<お知らせ>今後のジオウ考察感想記事について
普段記事を読んでくださっている方、初めて記事を読む方へ。
仮面ライダージオウもディケイドの加入によって話も加速度的に面白くなってきましたね。
それにつれてこのブログの考察部分も厚みを帯びていく…というのが自然な流れなのですが、私の多忙ゆえ記事を書く時間を毎週用意するのが困難となってきました。
そのためしばらくの間ジオウ記事の更新をストップさせていただきます。
復活の際に空白期間の記事を順次アップしようと考えておりますので、その時は是非よろしくお願いします。
平成ジェネレーションズFOREVERについての記事は更新しようと考えております。
仮面ライダージオウ考察感想第13話EP13「ゴーストハンター2018」
感想
「命、燃やすぜ!」でおなじみの天空寺タケルが今回は登場。さらにシブヤとナリタ。大天空寺まで出ておりゴースト本編のような空気感が再現されていて見応え十分でした。
「ゲイツくんの名字が!?」って予言書に刻まれたってことなんですね。なんか歴史が変わって名字が変わってしまったのかと…(笑)
今回は仮面ライダーディケイドこと門矢士も登場するということでゴースト勢が割りを食ってしまうのでは…と心配していましたが、そんなことはなく双方ともにバランスよく活躍してくれていました。
今回はライドウォッチは持っているのに倒したらいけないという制約がついて、ただ単にディケイドが邪魔してくるから倒せない、というディケイドありきじゃない話の運び方が良かったです。
レジェンドありきじゃないお話もジオウの良いところですよね。レジェンドの見せ場もちゃんとあるし。
今回は平成VS昭和ぶり?に登場した門矢士の声が低くなっており時の流れを感じましたね。貫禄たっぷりです。ゲイツに「悪くない」というところが士らしくもあり、10年を重ねた「仮面ライダーディケイド」というレジェンドの言葉でもあるのがグッときます。
一方、タケルらゴースト勢はソウゴを縄で捉えたりタケルが急に術を使うなど、当時らしさがあってよかったです。来週はマコトも登場し、2人とも変身するっぽいので楽しみです。マコトが士につっかかったりしてほしい。
考察
ウォズはどうやって士を探してきたの?
(毎度のことですが掘られるようなこともない吹けば飛ぶような考察をしています。結論が出ないこともままあります。)
士はいろいろな世界を旅している超イレギュラーな存在です。しかしウォズに世界を旅するようなことはできない(はず)です。
しかしウォズは士をこのジオウ世界の現在に連れてきました。
ウォズが「連れてきた」ということは今、このジオウ世界ではないどこかから士を連れてきたということです。ウォズが今このジオウ世界から「外」に出れるとしたらタイムスリップしかありません。
言い換えれば、士は本来どこかの時点でジオウ世界に通りすがる時間があるということです。また、士がソウゴらのこと、タイムジャッカーのことを知らないということは本来のソウゴたちに出会うタイミングより前から連れていかれたことになります。
なぜ前なのかは士がソウゴの仲間になってしまう、ディケイドの力がソウゴに継承されてしまう、もしくはその両方などが考えられますが、なにせディケイドはイレギュラーなのでディケイドの力はなくならなくても納得してしまいますね。
やっぱり無難に士がソウゴの仲間になるとかですかね。
今回はタイトルの年号が2018なのも何かあるんでしょうか。次回は2015なのに…
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